いまの時代の推奨水準
マモルグ標準
2026.07
いまの時代に、専門知識のない全員へおすすめできる備えの水準を、8項目にまとめました。時代に合わせて内容を見直し、バージョンを更新して公開します。全部を一度にやる必要はありません。防衛レベル診断で、自分の次の一歩から始められます。
パスワードは覚えず、パスワードマネージャーに任せる
人間が覚えられるパスワードでは、いまの攻撃に対抗できません。端末標準のパスワードマネージャーに生成と記憶を任せ、あなたが覚えるのはそれを守る一つ分だけにします。始め方を見る →
対応しているサービスは、パスキーへ移行する
パスキーはパスワードを使わないログインです。覚えるものも打ち込むものもないため、盗まれる事故そのものが起きません。対応サービスから順に切り替えます。設定方法を見る →
パスキー未対応の重要サービスは、二段階認証で守る
認証アプリ方式を優先し、SMSのコードは最後の手段にします。何もないよりずっと安全ですが、SMSは聞き出しや電話番号の乗っ取りに弱い方式です。選び方を見る →
復旧用の連絡先とバックアップコードを、年に一度点検する
守りは「戻れること」とセットです。復旧用メール・電話番号が古いままだと、いざというとき自分が締め出されます。バックアップコードは紙に控えて安全な場所へ。全体像を見る →
届いた連絡の中のリンクは使わず、入口を固定する
AIが書く偽メールは見た目では見分けられません。確認は、自分のスマホの公式アプリか、自分で保存したブックマークから。「見抜く」のではなく、入口を固定します。確かめ方を見る →
認証コード・パスワード・暗証番号は、誰にも教えない
電話の相手が警察でも銀行でも、家族の声でも同じです。AIで声は複製できます。尋ねてくる時点で偽物と判断し、一度切って、自分で調べた番号へかけ直します。対応を見る →
端末は「自動更新・画面ロック・探す・バックアップ」の4点を保つ
スマホはあなたの鍵束です。特別なアプリを増やす前に、端末標準の4つの機能を有効に保ちます。点検は5分で終わります。点検手順を見る →
家族の復旧メモと「困ったら相談」の約束をつくる
家族の誰かが端末をなくしても、倒れても、戻れる準備をしておきます。そして失敗しても責めずに相談できる約束が、すべての対策の土台です。メモのつくり方を見る →
この標準の考え方
マモルグ標準は、公的機関(IPA・警察庁など)と主要サービスの一次情報をもとに、一般家庭が現実に実行できる水準として編集部が定めたものです。推奨は時代とともに変わるため、およそ半年ごとに見直し、変更点は履歴として残します。「昔の常識」との違いはいまの正解の記事にまとめています。
改訂履歴: 2026.07 初版(パスワードマネージャーの全員利用・パスキー移行・入口の固定を中心に制定)